フライパン

フライパンはどの家にもひとつはある、最も基本的な調理器具です。

使用頻度が高いぶん、劣化するのも早いもの。

料理中に食材が焦げ付いたり、こびりついて洗うのが大変だったりする経験がみなさんもあるのではないでしょうか?

毎日のように使うものなので、できるだけ気持ちよく料理ができるフライパンが理想ですよね。

「テフロン加工と書いているから食材がくっつかないだろうと思って買ったのに、実際使い始めると1ヶ月もしないでくっつくようになった」といったような口コミや評判も、実際よく目にすることがあります。

それではいったい、どのようなフライパンを選べばいいのでしょうか?

今回は、フライパンの中でも焦げ付きにくさが長続きすると言われている「ダイヤモンドコート」のフライパンに注目。

イヤモンドコートとは何なのか、その魅力とおすすめ製品をたっぷりとご紹介します。



ダイヤモンドコートフライパンって何?

フライパン

フライパンには、鉄、アルミ、ステンレスなど、様々な素材のものがあります。

鉄フライパンは丈夫で高熱調理ができるため、料理研究家や料理好きな方に人気ですが、お手入れを失敗したり怠ったりすると、食材がこびりつきやすくなってしまいます。

アルミやステンレスのフライパンは、熱伝導率が高く、調理スピードが早いので、レストランなどでプロの料理人に愛されているフライパンですが、こちらも火加減やお手入れが一般家庭ではちょっと難しい点があります。

現在、一般家庭で普及している定番のフライパンといえば、フライパンの表面にフッ素加工がされている「コーティングフライパン」ではないでしょうか。

鉄やアルミのフライパンも、お手入れとコツさえつかめばいいのですが、慣れないで使ってしまうと食材がこびりつきやすいもの。

それを表面部分にコーティング加工をするによって、食材をくっつきにくく、誰でも簡単に使えるようになっているのがコーティングフライパンです。

ダイヤモンドコートもこのコーティングの一種です。

テフロン加工は耐久性が低い

コーティングフライパンといえば「テフロン加工」をまず思い浮かべる方が多いかもしれません。

ティファールなどのブランドが有名ですね。

フッ素樹脂がコーティングされたフライパンは、焼いたり炒めたりしていても、食材が全くこびりつくことなく調理が可能。

食材によっては油をひかなくても良いのでヘルシーなのも魅力です。

ただ、弱点が「耐久性の悪さ」です。

フッ素樹脂はもともと熱に弱いため、どうしても短い期間で、コーティングが剥がれてきてしまいます。

だんだんすべりの良さがなくなっていき、完全に消耗してしまうと、調理中に食材がべったりとこびりついてしまうように…。

そのため、買い替えサイクルが早い点が短所と言えます。

耐久性の高さを追求して生まれたのがダイヤモンドコート

テフロン加工は食材がこびりつかず便利だが、耐久性が低い。

その点を改良しようと研究が行われ、ついに開発されたのが「ダイヤモンドコート」です。

ダイヤモンドコートも、テフロン加工の一種です。

フッ素樹脂に、その名の通りダイヤモンドを混ぜ込んで加工されています。

ダイヤモンドといっても、使われているのは人工(合成)ダイヤモンド。

非常に硬い物質なので、これが入ることにより、テフロン加工の弱点である耐久性が格段にアップしたということなんです。

こびりつきにくいだけでなく、耐久性があって長く使うことができるため、現在ではこのダイヤモンドコーティングのフライパンが非常に人気となっています。

他のコーティングフライパンについても知ろう

テフロン加工、それをパワーアップさせたのがダイヤモンドコートのフライパンだとご紹介しました。

ただ、現在流通しているコーティングフライパンは、もう2種類あります。

「マーブルコートフライパン」と「セラミックフライパン」です。

「マーブルコートフライパン」は、ダイヤモンドコートのフライパンと同等のもの。

ダイヤモンドコートには人工ダイヤモンドが配合されているのに対し、マーブルコートには大理石の粉が配合されています。

ダイヤモンドコートと同じくらい、食材がくっつきにくく、耐久性も高いフライパンです。

「セラミックフライパン」は、ここ数年のうちに登場してきたフライパンで、セラミックでコーティングされたものです。

じょうぶで耐熱性が高く、またフライパンの中がホワイトカラーなので、おしゃれなフライパンとしても人気です。

食材もくっつきにくいのですが、ただ必ず油をひく必要があったり、中火以下で使用しないと焦げ付いてしまうなど、注意点もあります。

他にも最近は、ティファールのIHルビーというフライパンに用いられている「チタン粒子」コーティングのものなどが発売されています。

失敗しない!ダイヤモンドコートフライパンの選び方

フライパン2

続いてはダイヤモンドコートフライパンの選び方について見てみましょう。

フライパンを選ぶ際には、自分や家族の利用シーンを想定して決めていくことが重要です。

フライパンのサイズを決める

フライパンは、小さいものは20cm以下、大きなものは28cmほどまでサイズ展開が豊富です。

このサイズ選びに悩むことが多いのではないでしょうか。

たとえば一人暮らしをしていて、自炊はたまにするくらい、ちょっと炒め物ができればそれでいい…という場合は、20cm前後の小さめがいいですね。

置き場所もとらず、手軽に使えます。

家族がいる場合や、毎日料理をする、いろんな料理を作る場合は、24cm・26cm・28cmあたりの大きさが目安となります。

家族が多い場合は28cmがおすすめ。

ダイヤモンドコートフライパンは本体はアルミでできているので、大きめのサイズでも、そんなに重たくないところが魅力です。

セット商品もおすすめ

上記のサイズ選びで迷った時には、小さなサイズから大きなサイズまで数点セットになっているものもおすすめです。

20cmのフライパン・26cmのフライパン・深鍋のセットなど、持ち手部分を取り外し、付け替えて使えるものも多く販売されています。

フライパンが複数あれば同時調理もできるので便利ですね。

IH対応かどうかをチェック

これはダイヤモンドコートに限ったことではありませんが、調理器具を選ぶ際には、必ずIHに対応しているかどうかをチェックしましょう

今現在ガスコンロを使っている方も、ダイヤモンドコートのフライパンは長持ちしますので、この先引っ越しなどでIHコンロに変わることも考えられます。

IH対応のものを選んでおけばずっと使えて安心です。

軽さや握りやすさをチェック

たとえ性能が良くても、使い勝手が悪いと意味がありません。

日常使いのフライパンは、基本的には、軽いものを選ぶのがおすすめです。

料理中だけでなく、洗ったり、拭いたり、収納したりを考えると、軽いに越したことはありません。

ただ力のある男性の方だと、軽すぎて使いにくいこともあるでしょう。

実際にいくつか持って、手を振ってみるなどして、ほどよい重量のものを選びましょう。

ネットショッピングや通販の場合も、重量は必ずチェックして商品を比較するのが大事です。

持ち手の握りやすさも重要なので、できれば手にとって選びたいところですね。

持ち手の材質も、ステンレス・フェノール樹脂・木製などさまざま。

お好みのものを選びましょう。

3層より5層のほうが丈夫で長持ち

メーカーによっては、「内面5層、外面3層」など、何層のコーティングがされているのか明記しているものもあります。

ここはもちろん、層が厚いもののほうが、コーティングが剥がれにくいので長く使える、ということになります。

価格や重さにもよりますが、迷ったときには層の厚いものを選びましょう。

ダイヤモンドコートフライパンのおすすめベスト9

フライパン3

それでは実際に、どのダイヤモンドコートのフライパンがおすすめなのかを、具体的に見ていきましょう。

まずはセット販売のものではなく、単体でのダイヤモンドコートフライパンを9点厳選してランキング形式でご紹介します。

No.9 パール金属 超軽い 内面3層ダイヤモンドコート

オススメ度 ★★☆☆☆
サイズ 20,24,26,28cm いため鍋28㎝,卵焼きL
重量
熱源対応 ガス火専用

フライパンの軽さが魅力


3層のダイヤモンドコーティングで、軽くもあり耐久性もあるフライパンです。

620gという軽さは年配の方や小柄な方にもぴったり。

ただ、その軽さゆえ、ちょっと五徳の上でバランスが悪い、少し触れただけでコンロの上から動いてしまって注意が必要、というクチコミもありました。

No.8 アイリスオーヤマ IH対応 ブラックダイヤモンドセラミック「グリーンシェフ」 GC-DF-28I

オススメ度 ★★☆☆☆
サイズ 28㎝
重量 1Kg
熱源対応 ガス火専用

「ダイヤモンドThermolonコーティング」を採用


「グリーンシェフ」は、ベルギーの調理器具メーカー「クックウェアカンパニー」と共同開発されたフライパンシリーズ。

「Thermolonコーティング」とはセラミックコーティングの技術で、ダイヤモンドコートと合わさることで、より熱に強く耐久性のあるフライパンとなっています。

ダイヤモンドコートフライパンとしては少し価格が高めですが、IHにも対応しています。

No.7 パール金属 軽いフライパン 驚きの軽さ ブルーダイヤモンドコート HB-2018

オススメ度 ★★☆☆☆
サイズ 20,26,28,30cm
重量 530g
熱源対応 ガス火専用

28cmで530gと驚きの軽さ

今回ご紹介するフライパンの中で最軽量のものになります。

コーティングは3層。

軽量のフライパンは持ち手部分の方が重たくバランスが悪いことがあるのですが、こちらは比較的安定した作りとなっています。

炒飯や野菜炒めなど、フライパンを煽って調理するのにぴったりです。

No.6 和平フレイズ フライパン ダイヤモンド・ライト DR-7398

オススメ度 ★★★☆☆
サイズ 20,26,28,30,32cm
重量 621g
熱源対応 ガス火専用

大きなサイズまで揃った4層コート


4層コートで621gとこちらも非常に軽く作られているフライパンです。

内側だけでなく、外面のオレンジ色の塗装が使い続けても劣化しないとのクチコミが多く、いつまでもきれいな状態で使用できそうです。

キッチンが明るくなりそうな色なのも魅力。

また、32cmという大きさまで取り揃っているところも魅力ですね。

No.5 アーネスト スーパー軽いング ブルーダイヤパン K-76765

オススメ度 ★★★☆☆
サイズ 20,24,26,28cm
重量 650g
熱源対応 ガス火専用

特殊4層ブルーダイヤコート


フライパン本体がアルミダイカスト製法で作られているため、熱伝導が均一に。

調理中、食材の加熱を均等にしてくれます。

外面がシルバーノンスティックコートとなっているので、汚れや焦げがこびりつかず、きれいに洗うことができます。

No.4 ベストコ パスト2 IHフライパン20cm ND-7954

オススメ度 ★★★☆☆
サイズ 16,18,20,22,24,26,28cm
重量 500g(20cm)
熱源対応 ガス・IH対応

深さ80mmで揚げ物も問題なし


超深型のフライパンに注ぎ口が付いており、お鍋としての使い方から揚げ物にも、これ一つで対応できます。

フライパン内部はオキツモ2層ダイヤモンドコートとマーブル加工をほどこしており、丈夫で長持ちします。

使いやすいアップハンドル仕様で、フライパンを振りやすいように設計されています。

No.3 パール金属 フライパン ライズ ブルーダイヤモンドコート HB-318

オススメ度 ★★★★☆
サイズ 20,24,26,28,30cm,卵焼き
重量 850g(28cm)
熱源対応 ガス・IH対応

IHにも対応した3層コートフライパン


こちらもコーティングは3層ですが、IHにも対応しているダイヤモンドコートフライパンです。

最大30cmのものもあり、さらに24,26,28cmにはそれぞれ深型のフライパンもあるので、サイズ展開が幅広いのもうれしいポイントですね。

No.2 タフコ 軽量ダイヤモンドマーブルコーティング フライパン

オススメ度 ★★★★☆
サイズ 20,24,26,28cm
重量 690g
熱源対応 ガス火専用

耐久性のある5層コート


IHには非対応ですが、ガスのみ対応のダイヤモンドコートフライパンの中では、こちらが最もおすすめです。

耐久性のある5層コートで、しかも「人工ダイヤモンド配合マーブル塗装」と、マーブル塗装によりさらに耐久性をアップさせています。

それでいて600g以下という軽量も魅力的。

No.1 タフコ 軽量 ダイヤモンドマーブルコーティングフライパン F-7123

オススメ度 ★★★★★
サイズ 20,24,26,28cm,卵焼き
重量 800g(28cm)
熱源対応 ガス火専用

IH対応・5層コートのハイスペックダイヤモンドコート


IHにも対応し、5層のダイヤモンドコート、さらにマーブルコーティングもされた、申し分のない最強のダイヤモンドコートフライパンです。

本体もアルミダイキャスト製なので、熱の伝わり方も均等で調理がしやすくなっています。

2千円以下のフライパンが多い中、ちょっと高めに感じるかもしれませんが、どの熱源でも使え、5層コートの耐久性を考えると、決して損な買い物ではありません。

ダイヤモンドコートフライパン【セット商品】のおすすめベスト6


続いては、複数のフライパンや鍋がセットとなって販売されている、ダイヤモンドコートフライパンをランキング形式で6点ご紹介します。

持ち手が外せるものや、5層コートのセットなのに格安になっているものなど、便利でおトクなものばかりですよ。

No.6 アイリスオーヤマ フライパンIH対応12点 H-IS-SE12

オススメ度 ★★★☆☆
サイズ フライパン20cm・26cm・なべ16cm・20cm・炒め鍋26cm・ガラスふた16cm・20cm・26cm
重量
熱源対応 ガス・IH対応

新生活に最適の12点セット


アマゾン限定のアイリスオーヤマから発売されているIH対応の取っ手が取れるフライパンセット12点です。

フライパンやお鍋を一つに重ねて保存できるので、収納場所を気にしなくても大丈夫です。

ダイヤモンドコーティングも施された12点セットのフライパンですが、10,000万円以下で購入できコスパ最高のお得な商品です。

取っ手も力いらずで簡単に装着でき、取っ手を外せばオーブンにそのまま入れて調理可能。

PEシール蓋を使えば、冷蔵庫へそのまま入れられます。

底面は厚みを出し、側面は薄く設計され、チャーハンなどのお料理でもフライパンを振りやすい軽量タイプです。

No.5 和平フレイズ ブラナーノ IH対応 鍋フライパン 4点セット

オススメ度 ★★★☆☆
熱源対応 ガス・IH対応
セット数 4点
持ち手の取り外し 不可

調理の基本アイテムが揃ったセット


こちらは26cmのフライパン、24cmの深めなディープパン、20cmの両手鍋と卵焼き器の4点セット。

一人暮らしならこのセットだけで、最低限の十分な自炊が可能ではないでしょうか。

4点で約8千円なので、コスパの面では平均的です。

No.4 トップトーク ダイヤモンドコートフライパン

オススメ度 ★★★☆☆
セット数 4点
熱源対応 ガス火専用
持ち手の取り外し 不可

4層コートで耐久性が高いフライパンセット


こちらは20㎝フライパン、24㎝中華鍋、26㎝フライパン、そして24cmのガラス蓋がセットになった商品です。

セット販売されているダイヤモンドコートフライパンは、ほとんどが3層コートか、コーティングの層数を記載していないものが多い中で、こちらは4層コートと耐久性が高いものになっています。

IH非対応なのと、フライパンが3点ついているとはいえ、価格が割と高めなのが注意点です。

No.3 Amazon.co.jp限定 アイリスオーヤマ フライパン 鍋 6点セット

オススメ度 ★★★★☆
熱源対応 ガス・IH対応
セット数 6点
持ち手の取り外し

持ち手を外してオーブン料理もできる


20㎝フライパン、20cmの鍋、26cmフライパン、持ち手、20cmのシリコン縁ガラスふた、20cmのPEシールふた、以上6点がセットになっています。

IH対応に加え、持ち手を外すことができるので、鍋やフライパンで調理をしたあとオーブンで仕上げる、といったことも可能です。

ダイヤモンドコートが何層かは明記されていませんが、6点で5千円以下とコスパが高いセット商品です。

No.2 パール金属 取っ手の取れる 鍋 フライパン 5点セット

オススメ度 ★★★★★
熱源対応 ガス・IH対応
セット数 5点
持ち手の取り外し

3層コートで万能なフライパンセット


18cmのマルチポット、20cmと26cmのフライパン、20cmのガラス蓋と持ち手、以上5点のセットです。

こちらも基本的な料理ならほとんどまかなうことができる万能なセット。

マルチポットもカレーなどの汁物を作ったり、揚げ物をしたりと使い勝手が良さそうですね。

ダイヤモンドコートは3層で、IHも持ち手を外してオーブン調理も対応しています。

No.1 ティファール ガス火専用 インジニオ・ネオ ファミリーセット3

オススメ度 ★★★★★
熱源対応 ガス火専用
セット数 3点
持ち手の取り外し

取っ手の取れる~でお馴染みのティファール

CMでもお馴染みの取っ手が取れるフライパンの代表である「ティファール」は、こびりつかない(フッ素樹脂加工)を世界で初めて取り入れたメーカーです。

ティファールの数あるラインナップの中でも一番基本となるモデルですので、お試しにティファールを使ってみたいと考える方にもおすすめのフライパンです。

ご紹介したものはガス火専用となりますが、IH対応のフライパンもありますので用途に合わせて使えます。

専用の取っ手は余分な力を加えなくても簡単に着脱でき、調理したフライパンのまま食卓に出しても気にならないデザインです。

底面に書かれているTのデザインは、食材を入れるベストな温度にフライパンが熱されると色が変わりますので、最適なタイミングを見逃さずにすみます。

ダイヤモンドコートフライパンは日本製のものが少ない

今回おすすめしたダイヤモンドコートフライパンは、すべて海外製となっています。

鉄フライパンなどは日本の職人技が用いられているため日本製のものが多いのですが、ダイヤモンドに限らず、フッ素加工やコーティングが施されたフライパンは、韓国製や中国製がほとんどのようですね。

また、ほとんどが国産ではないせいか、フライパンのサイズや塗装・持ち手などを自由に決められるサイズオーダーも、ダイヤモンドコートでは現在対応しているメーカーはないようです。

まとめ

食材がくっつきにくく、テフロン加工のものより頑丈で耐久性のある「ダイヤモンドコートフライパン」について詳しくご紹介しました。

コーティングの層数やフライパンのサイズ、重さなど、フライパン選びに必要なポイントがたくさんありましたね。

料理は毎日のこと、特にフライパンは使用頻度が高い調理器具ですので、ストレスを感じず、使っていて気持ちがいいものを選びたいですね。

ぜひフライパン選びの参考にしてみてください。